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共通テストの記述式見送り・・・親としては不安です。

共通テストの記述式の見送りが文部科学省より発表された。

文部科学省が「グローバル化の進展や人工知能技術をはじめとする技術革新などに伴い、社会構造も急速に、かつ大きく変革しており、予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てることが必要です。(文部科学省ホームページ)」ということで進めている。

特に、近年では、大きな社会変化があり、そろそろ教育の仕方も変えていかなければということらしい。自分自身を振り返ってみても常に情報端末を持ち歩き、すぐに調べたり、情報発信できるようになった。記憶しておくというよりも情報の使い方が大切だと認識している。そのため、こういう方向は自然のことだし、こうあって欲しいと思っている。

文部科学省大学入学共通テスト実施方針策定に当たっての考え方においても「高等学校教育を通じて育まれる学力のうち、知識・技能とともに、知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等を評価するという観点からの位置づけを明確にする。」とあり、本当にそうだと思っている。

それを受けて17年7月に記述式の試験を導入すると決定したらしい。
自分は、それを聞いてどうやって採点するんだろうと興味があった。
自分は、センター試験のマーク式世代のため、マーク式の対策をしていた者。多少、わからなくても、ひとまずマークを塗っておこうとしていたのを思い出した。
マークであれば、機械に通して採点。自分も答案用紙に丸をつけて帰ってきてから自己採点をし、志望校の選択に使ったものだ。

結局、記述式はやめることになるらしいけど、受験生はたまったものではない。
テレビでもコメントをしていたが、対策をしようとしていた受験生ははしごを外された状態。

自分にも子供がいていずれ大学受験をするかもしれない。大学受験ほどではないけど、同じような境遇になって親として思ったのは、受験で大きく人生が左右するかもしれないと思うと決まったことを時間が経過してからするのはとても不安。

対策していた方は本当に残念だと思うが、ぜひ頑張ってもらいたい。

文部科学省としても時間が経過してしまい、難しい決断だったと思うが、子を持つ親としては、とても不安になったニュースである。

50万人共通テスト、問われる役割 表現力測定に限界  :日本経済新聞

将来の受験生の子供がいる身としては、とても不安。記述式に決まったときに現実的な問題として採点をどうするのか気になっていたが、結局、マーク式になるんですね。

2019/12/18 10:19

 

 

共通テスト記述式見送り 「安心した」「判断遅い」受験生ら  :日本経済新聞

これによって志望校を変更した受験生がいるとはとても残念。

2019/12/18 11:06